おはようございます。
いつもありがとうございます。
いよいよ3日後に迫ったMorgenrot主催第一回CRM講座、時間を見つけて講義資料をブラッシュアップしているHideですが先日こんな記事を見つけて悲しくなりました。ANA、コクピット内で機長が副操縦士に壮絶パワハラ…退職者続出、乗客の安全脅かす「ANA(全日本空輸)はCA(客室乗務員)だけでなく、パイロットもコクピットでパワハラの被害にあっているような惨状なんです」本連載中、筆者のもとに情報提供してき…biz-journal.jp
なかなか核心をついている記事だと思います。
そして記事の内容は事実でしょう。
実際私はこういった話を友人伝てに何度も聞いたことがあります。
そして何人も実際にANAを辞め、他社に転職しています。

機長が副操縦士を指導することはありますが、人格否定や罵声、気持ちに任せた「暴言」は断じて許されません。
私がMorgenrot講座で伝えたい内容は、まさにこういった人間をなくすためにあるのです。
正直な話をすると、日本の大手航空会社のCRMに対する捉え方には大きな隔たりがあります。
私がCRMに興味を持ったのも、新しい航空会社に転職してからです。
CRMを非常に重視している航空会社は、コックピットの雰囲気が全く違います。
機長がパワハラで訴えられるという事例もたくさんあって、とても記事にあるような人間は生き残れないようになっているのです。
CRMは航空機の安全性を高めるために必須のものですが、同時に人として互いを尊重する考え方を教えるものでもあります。
とはいえ、この記事を鵜呑みにしていただきたくない点もあります。
まず記事の内容からは機長が一方的に悪いように聞こえますが(あんな言い方をする人は悪いのですが)、副操縦士側にも落ち度がある場合が多いです。
勉強しない、努力しない訓練生や副操縦士もいますのでその人間に対する指導は教官の責務です。しかし怒り任せて暴言を吐くのは指導とはいいません。
あと、大半の機長はCRMを理解した素晴らしい人達であるということです。
このような暴言機長の数は僅かなのですが、これでも昔と比べるとかなり良くなっている方なのです。
皆さんの周りにもこんな機長のような方はいませんか?
こんな人が組織のトップである企業も珍しくなく、社員は萎縮していることが多いと聞きます。
このブログを読んでくださっている方々には航空業界が導入したCRMという概念を理解し実践していただければ・・と思い、講座を開催いたします。
本当は会社や学校なんかでも講座を行いたいのですが・・まだまだ私の努力が足りません。
今回のCRMを講座は3月11日でまだWEB,現地参加とも空席がございます。
ご興味のある方はお声がけください。
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