ATMCとEDCT

おはようございます。

いつもありがとうございます。

途中に講座案内を挟みましたが・・・

フローコントロールについて説明しています。

今日は詳しく実運用のことも含めてお話します。

フローコントロールを発出する機関は「航空交通管理センター(ATMC)」という名称で、2005年に設置されました。まだ最近ですね。

この機関の特徴は、「フライト中の飛行機に指示を与える」ものではなく、「フライト前の飛行機の時間調整をする」ところにあります。

その一環で我々パイロットに与えられるのが「EDCT」と言われる時間です。

Expected

Departure

Clearance

Time

の略です。

例えば管制官から「EDCT0508」と言われると、(世界標準時なので9時間足して)日本時間14:08以前の離陸許可は与えられません。

そう、「離陸許可」時刻なんです。

Photo by Carlos Pernalete Tua on Pexels.com

時刻表にある出発時刻は「ブロックアウトの時間」=「飛行機の車輪が動き出す時間」ですから、それからエンジンスタートをして誘導路を走って滑走路まで到達する時間を考えて、EDCTに離陸位置にいられるようにパイロットは時間調整を行います

なかなか難しいですが、パイロットは余計な燃料を使わないように頑張っています。

ただ、このEDCTは一度発出されたら終わり、ということはありません。

頻繁に時刻が変更されたり、最悪無くなったりもします。

そこで地上係員との調整が難航する場合があるんです。

そのあたりの内部事情をちょっとだけ、次回はお話することにします。

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