おはようございます。
いつもありがとうございます。
昨年のブログから、最近も多いトラブルについて説明します。『ライターを持ち込んで良い理由』おはようございます。いつもありがとうございます。 昨日は航空法から、基本的に輸送してはいけないものについてお話しました。 ちょっと復習すると、 1:火薬類…ameblo.jp
ここでも説明している通り、「危険物」とされるものを航空機内に持ち込むことは禁止されています。しかしながら喫煙用タイターなどは「例外的に」認めている、ということなんです。
もちろん機内は禁煙ですが・・
機内持ち込みで問題になっているのは・・・
コロナ禍以前より問題になっていたのは、「クレベリン」です。
あれは二酸化塩素と亜塩素酸ナトリウムの水溶液を使っていますよね、だから機内に持ち込んではいけないんです。もちろん預け入れも不可です。
酸化性物質と腐食性物質に当たります。
あとは夏なんかによく見つかる硝酸アンモニウムを含む瞬間冷却パックも機内持ち込み、預け入れ共に不可です。
またよく見つかるのが「ハサミ」ですが、これは刃渡り6cm以下は持ち込み可能となっています。
このように細かく定められているので、是非ご不安な方は国土交通省HPから検索してみてください。
自分が愛着のあったものを出発前に「捨てる」他に選択肢がない、なんていう悲しいことが現実に起こっています。
あとは機内で問題になるのは「モバイルバッテリーからの発火」です。

特に質の悪いものは強い衝撃を与えるとすぐに発火してしまったりと危険極まりないものです。リチウムイオンバッテリー特有の症状ですが、たとえメーカーのしっかりしているものでも例えば座席のリクライニング機構に挟まって発火した事例も数多くあります。
航空機で最も危険な事象の一つに「火災」があります。

客室乗務員はリチウムイオンバッテリーの発火に対し、消火のための充分な知識を持ち、訓練を受けています。自分でなんとかしようとせずに、もしお手持ちのモバイルバッテリーからの発火が確認されたらすぐに客室乗務員を呼んでください。
このように、最近持ち込み手荷物によるトラブルが多く発生しています。
特に2〜3月は大学の長期休み期間に入った学生さんたちを多く見る時期で、旅行支援なんかもあって比較的乗り慣れない方も多数いらっしゃる印象です。
このブログを読んでくださっている皆さんの中には飛行機旅の「プロ」の方も多くいらっしゃるので釈迦に説法で申し訳ありませんが、今一度「飛行機内に持ち込めないもの、預けられないもの、機内でのモバイルバッテリー使用上の注意点」をレビューしていただく機会にできれば嬉しいです。
飛行機旅が久々の方、まだ慣れない方は是非「事前準備」として上で説明したことを頭に入れてくだされば幸いです。
飛行機は皆さんのご理解、ご協力によって安全に飛行できます。
確かに「バスの代わり」に乗れる運賃となっている会社もありますが、あくまで空を飛ぶ乗り物なので安全を守るために「厳しいルール」があります。
皆さん、ルールをまず「知って」そして「守って」楽しい飛行機旅を!
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