雪による欠航の判断

おはようございます。

いつもありがとうございます。

先日トリプルセブンさんのブログで、庄内空港で飛行機が飛ぶのか飛ばないのか?という心細い思いをされた、というお話がありました。

今日は、これから皆さんが年末年始の飛行機でのお出かけにおいて「ちょっとためになるお話」をしようと思います。

この時期、飛行機が天候事由で欠航する理由は大きく分けて2つです。

1:強風(横風)

2:滑走路状態

詳しくお話します。

Photo by Egor Kamelev on Pexels.com

1:強風(横風)

滑走路が滑りやすい状態になると、飛行機の離着陸にかかわる「横風制限値」が低くなります。

普段であれば全く問題のない横風でも、滑走路が積雪、凍結すると離着陸できなくなってしまいます。

例えば積雪した滑走路で真横方向からの風だと欠航や大幅遅延、なんてこともあります。

これは当日の気象、空港施設によって、また就航機種、就航会社ごとに計算が異なりますのであくまで参考情報としてください。

2:滑走路状態

みなさん、次のうちどちらが滑りやすいと思いますか?

A:圧雪された雪や水分を含まないサラサラの雪

B:水分を多く含んだ雪や、溶けかけのシャーベット状の雪

答えは「B」です。

皆さんもご経験あるでしょうが、溝のないタイヤや、底がツルツルの靴では雨天で滑ってしまいますよね。

つまり水分の多い雪はとっても滑りやすいんです。

豪雪地帯でもまだ厳冬期を迎える前の11月とか12月上旬、または3月とか4月上旬の雪はこんな雪が多いですね。

また普段雪が降らない地域の積雪はこうなりがちです。

気温が比較的高い雪=滑りやすい、ということです。

厳冬期であれば上記の「A」の状況なので、滑走路を雪かきしてもらえばある程度の減速率が得られます。

ただ「B」の状況、更に雪がシャーベット状だと最悪1cm少し積もっただけで運航できないこともあるんです・・・

ということで、気温のまだ比較的高い時期の「溶けかけのシャーベット状の雪」+「横風」は、厳冬期以上に飛行機の運航を妨げる、ということがお分かりいただけたでしょうか?

私も12月上旬の千歳で、こんな状況に遭遇したことがありました。

「この程度の雪で?」と思ってしまうような降り方なんですが、滑走路は離着陸するには危険な状況でしたので、当日は全便キャンセルしていたことを思い出します。

本当は会社ごとの判断基準なんかもお話できればよいのですが、そのあたりはすみません・・・

皆さんの年末年始の飛行機を使ったご旅行、ご帰省が滞りなく行えるように、また運航する側の私としても「良い天気」が続くようにお祈りしております。

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