審査って・・

こんばんは。

いつもありがとうございます。

「舞いあがれ!」では、帯広での最後の審査をみんな自信満々で楽しく受けていましたね。

あれはさすがにちょっと現実とは違うなぁ、なんて思って見ていました。

以前もお話したとおり、パイロットを続ける限りは年に2回は審査を受け続けなければなりません。

審査に向けて、訓練生はもちろん副操縦士や機長も何日も前から勉強をします。

来月審査だからちょっと旅行に行くの控えるわ」なんていう会話が色んな所で聞こえてきます。

それほどまでに我々パイロットにとっては大きな「審査」という存在、初期訓練でさすがに楽しむ余裕は(少なくとも私は)ありませんでした。

仲間が無事合格することを祈り支え合いながら、自分もできる限りのことをして審査に臨むわけですが、訓練中に経験した失敗を繰り返さないように緊張しながらも審査官から「頼りない」と思われないように堂々と受審している雰囲気を出さなければなりません。

口述審査で不合格になることも多々あります。約一時間、審査官の質問に正確に答え続ける知識と自分の考えが必要です。

初期訓練で今でも思い出すのは、審査前の同期で支え合う必死さと審査中の例えられないほどの緊張、無事合格と言って頂いた瞬間の涙が出るほどの達成感です。

Photo by Nikita Grishin on Pexels.com

機長である現在でも、定期審査が終わると開放感が半端ないのですがそれまでの勉強、準備と受審は年を重ねるごとに大変になってきます。

NHK朝ドラ「舞いあがれ!」の舞ちゃんのように審査を楽しめるならば最高なんですが💦

しかしこの「審査」があるからこそ航空の安全が高い基準で守られている、とも言えます。

航空法規や運航環境、社内規則もどんどんアップデートされるので、パイロットも常にそれらを把握して運航に反映させていかなくてはなりません。

一年前には可能だったことが今は禁止になっている、なんていうことも多い業界なので、日々勉強を重ねて審査で判定を受ける、という繰り返しになってしまうのは致し方ないような気もします。

今日は「審査」についてお話しました。

これで基礎訓練を扱っていた「舞いあがれ!」から私の思い出や解説なんかは一旦終了とし、今後の進路にも注目していきたいと思っています。

「舞いあがれ!」の基礎訓練パートは、私が若かりし頃の訓練生時代を思い出させてくれるとっても懐かしい気持ちにさせるものでした。

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