着陸の難しさ

おはようございます。

いつもありがとうございます。

HNK朝ドラ「舞いあがれ!」で、舞ちゃんが苦労していた着陸操作、その難しさについてです。

皆さんご存知のとおり、飛行機は離陸、着陸が最も危険なフェーズと言われています。

その中でも着陸は、パイロットの技術を全て詰め込んだ「見せ所」でもあります。

私も訓練生時代、着陸訓練は苦労しました。

というか着陸はどんなに適性があってもそう簡単には習得できるものではありません。

何千回も着陸を経験し、機長となった今でもいつも振り返って「こうすればもっと良い着陸ができるのではないか」と考え続けるぐらいですから。

そんな「永遠の課題」とも言える着陸操作なので、わずか数十時間では到底完成させることはできません。

Photo by Terje Sollie on Pexels.com

イメージフライトや手順の演練など地上でできることは全て行ったあと、実機では景気と外の景色の「クロスチェック」が必須となります。

速度、パワー、降下速度、降下角度、滑走路、中心線、風、全て読まないといけません。目は激しく上下に動き、頭で入ってくる情報を処理して足や腕に繊細なアウトプット(出力)をしなくてはなりません。これを高速で繰り返し、飛行機を接地まで持っていくのです。

考えるだけで「人間ってそんなことできるの?」って感じですよね、だから適性や努力、訓練が必要ですし永遠の課題なんです。

そんな中、舞ちゃんが風に煽られて「ゴーアラウンド」を決断していたことはとても評価できます。

パイロットもなんとか着陸させたいと思うもので、なかなかあのゴーアラウンドの決断が出来なかったりします。私も訓練生時代は何度もゴーアラウンドを練習しましたし、旅客機を操縦していても実際何度かゴーアラウンドを行いました。その時のことは未だに覚えていますが・・・

着陸は本当に奥の深い、難しい技術であることをご理解いただけたかと思います。

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