ブレーキの話題

おはようございます。

いつもありがとうございます。

過去記事でこんなことを書いていました。『カーボンブレーキ!』おはようございます、今日は飛行機のブレーキについて説明します。 先日、ブレーキはラダーペダルをつま先で踏むことで作動すると言いました。 つまり、車と違って左右…ameblo.jp

ちょうど先日、成田空港でカタール航空が着陸後にタイヤ付近に発火が確認されたため一時騒然としました。

このカーボンダストの影響かもしれませんね。

以前ご質問で、どれだけ頻繁にブレーキを交換するのか??というものがありましたので先日ベテラン整備士の先輩に聞いてきました。

飛行頻度や機種によりますが、大体1年前後で交換だそうです。毎日離着陸を繰り返し、毎度あれだけの重量の飛行機を時速250KMから減速させる仕事をすることを考えれば長く持つ方だと思えますよね。

やはり重量のある大型機は交換頻度が高いそうですが、そもそもカーボンブレーキなので「ブレーキの踏み方」によって寿命も変わってくるようです。

Photo by Shivam Maurya on Pexels.com

過去記事にもある通り、軽く踏むだけならばブレーキ自体の温度が上がりにくいのでダストが出やすく、ブレーキ自体の寿命が短くなります。

強めに踏んでブレーキ温度を上げると逆に寿命が伸びるんだそうです。

このあたり、スチールブレーキとは明らかに異なるところですよね。

やはり「踏む回数」と「温度管理」がカーボンブレーキの特徴、といったところではないでしょうか。

私達パイロットもコスト意識を持って運航しているところですが、ブレーキへの熱の入れ方まで意識しているパイロットって果たしているのか??そこまでいくとマニアックすぎる世界なので、私含めこういったカーボンブレーキの基礎知識は持ち合わせる程度に留まっているのが通例です。

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“ブレーキの話題”. への2件のフィードバック

  1. いつも目から鱗の情報をありがとうございます。
    カーボンって面白い素材ですよね。
    日本で50年以上前に出来上がっていたのに、最近になって多方面で脚光を浴びている不思議な繊維です。
    航空業界にとってはブレイクスルーにも匹敵する繊維だと思います。
    今回のポイントとズレていますが、カタール航空に反応しました。
    コロナ前に何度かお世話になっていたのですが、パイロットのアナウンスを日本人の方がやっていらっしゃいました。
    CAだけではなくて、パイロットも世界中から採用しているんだと妙に感心しました。
    自国の言葉が違う同士でコックピット勤務するのは大変ではないですか?
    緊急時とかどうなんだろう?
    とか思いますが如何ですか?
    レベルの低い質問ですみません

    いいね

    1. Morgenrot(モルゲンロート) のアバター
      Morgenrot(モルゲンロート)

      いつも読んで頂きありがとうございます。
      カタール航空などの中東系航空会社は日本人を含めた外国人の採用に積極的です。
      日本でも外国人と乗務する機会はありますが、その場合はすべて英語で話します。緊急時を含めて英語でコミュニケーションができない人はその会社のパイロットになれませんので、その点はご安心ください。

      いいね: 1人

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