おはようございます。
いつもありがとうございます。
昨日はリバース(逆噴射)の話でしたが、今日はブレーキの話。
着陸後、飛行機はブレーキをかけて滑走路上で減速します。
ジェット機には基本的に「オートブレーキ」というものが装備されていることをご存知でしょうか?『逆噴射(リバース)は使わなくても良い?』おはようございます、昨日はコメントたくさんありがとうございました! 燃料節減まで言及されるとは驚きました!滑走路の距離や状態、速度、誘導路など色々なご意見でし…ameblo.jp
この過去記事でオートブレーキについては説明しています。
リバースを使う理由、使わない理由、色々お話しています。
リバースを使おうが使うまいが基本的に停止距離は変わらないんですが、それはこの「オートブレーキ」のおかげなんです。
このオートブレーキは着陸後の滑走距離にあわせてセッティングするんですが、A350にはすごい機能があります。
それは「BTV(Brake to vacate)」機能です。
着陸後に使用予定の誘導路を予め選択すると、着陸位置から自動的にTAXIスピードで当該誘導路から脱出できるように減速率を調整してくれる、というスグレモノです。

他の飛行機では、目的の誘導路を目指して早めにオートブレーキを外し、あとはマニュアルブレーキで減速します。
そのオートブレーキを外す際には一瞬「カックン」ブレーキになってしまい、若干不快に感じられる方もおられるかもしれません。
A350は本当に安全性も進歩していて素晴らしい飛行機ですよね!
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