ビジネスモデルの転換

はようございます。

いつもありがとうございます。

こんな記事がありました。JAL・ANAはそろって黒字転換も 航空業界に迫るリセッションの影新型コロナウイルス禍で苦しんだANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)の業績が回復している。両社の2022年4~9月期決算は中間決算として3年ぶりに営業黒字転換。旅客需要の回復やコストの圧縮が寄与している。通期での黒字化も確実視され始めているが、気になるのはコロナ禍で稼ぎ頭だった事業に忍び寄る暗雲だ。business.nikkei.com

やっと今年度は黒字決算となりそうな予想が出ましたね。

年度末、大手各社は400億前後の黒字を見込んでいるとか。

最近は確かに旅行する方も増え、皆さんのブログを拝見していても「我慢していた国際線に乗る」という方がたくさんいらっしゃいますね!

航空会社にとって、国際線の利益率は非常に高いといわれています。

国内線はLCCがたくさん飛んでいることもあって、運賃がなかなか上げられません。新幹線という競合相手もいるので・・・

しかし、このコロナ禍で航空会社が学習したことは、「人が移動しなければ利益が出ないビジネスの危うさ」であったように思います。

ANAは本当にこういうところの転換が上手いなぁと思いますが、色々な「非航空系ビジネス」を展開しました。「ANA Pay」という電子決済サービスを始めたときには「さすがANA!」と思ったものです。

航空系と非航空系、今後は両輪で荒波を乗り切っていこうという決意が見てとれます。

とはいえ、旅行に、ビジネスに大いに航空機を利用していただける「情勢」となった現在は航空会社にとって非常に喜ばしいことです。

加えて、円安(航空会社にとってはマイナスなんですが・・)によって訪日外国人が急増していますね。こういった双方向の人の往来がどれだけ航空会社にとって有り難いか、身に沁みて分かります。

新型コロナウイルスやSARS,リーマンショックなど周期的な「谷」が航空業界には存在します。

その「谷」をじっと耐えるのではなく、「非航空系ビジネス」によって安定した利益を確保してくビジネスモデルへの転換が今回の新型コロナウィルス感染症によって必須となりました。

この「転換」が上手い企業とそうでない企業で、体力差が今後拡大していきそうな気がしています。

世の中「第八波」とも言われております。政府の矛盾した施策に辟易している方も多いかと思いますが、何より健康が一番なのは言うまでもありません。

気をつけながら行きたいところに行って、会いたい人に会うのも立派な健康維持の方法だと思います。

皆さんも気をつけながら、海外旅行を楽しんでくださればいいなぁと思います。

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“ビジネスモデルの転換”. への2件のフィードバック

  1. Covid-19から学んだことは沢山ありますが、頭の硬い業界が炙り出されたのが特に印象的でした。
    どの業界も同じですが、柔軟性を持ち合わせた企業はピンチをチャンスに変えて、規制に守られたり保守的な業界にいる企業は低迷を続けているように見えます。
    固定費が異常に大きい航空業会は固定費の少ないICT業界との協業などの再編成が進んでいくのだと思います。
    海外ではフラッグキャリアでない新鋭の航空会社等は、親会社が全く違う業者である事も珍しくないと思います。
    ダイソンが言う
    『経験は流れの早い現代では役に立たないどころか足かせになっている』
    と言う事実は、航空業界にも当てはまるのだと思います。
    日本の保守的な業界が良い意味で淘汰されることを願っています。

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    1. Morgenrot(モルゲンロート) のアバター
      Morgenrot(モルゲンロート)

      こんにちは、コメントありがとうございます。
      本当におっしゃる通りだと思います。
      常に変わり続ける状況に対応できない会社は淘汰されていくんだと思います。
      今後どうなるか、楽しみにしています。

      いいね

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