おはようございます。
いつもありがとうございます。
昨日は次のような問題を出しました。
GP HOLD LINEが日本では女満別、成田、羽田、名古屋小牧、美浦、徳島、福岡、那覇にしか設置されていません。
何故でしょう?
という問題でした。
みなさん答えはわかりましたか?
上記の空港を思い浮かべてもらうとわかるのですが、どの空港も滑走路の両側に誘導路があるんです。
通常、GP HOLD LINEなんて無いほうが良いに決まってますよね。
地上を走行する航空機がグライドスロープの邪魔をする場面は極力無くしたいと思うはずです。
パイロットとしても極力グライドスロープは正しい表示のまま着陸まで行きたいと思っています。
なので、大体の空港は通常飛行機が通らない場所=誘導路がない場所にグライドスロープアンテナを設置しています。
たとえばこの空港。

函館ですが、滑走路の北側しか誘導路がないので、滑走路の南側にグライドスロープアンテナが設置されています。
ということなんで、函館にはGP HOLD LINEがないんです。
大体の空港がこんな感じですが、昨日挙げた8空港は滑走路の両側に誘導路があるので、どちらかの誘導路には必ずGP HOLD LINEがあることになります。
滑走路両側に誘導路を建設すると、混雑解消やターミナルの新設などできるんですが、こんな弊害もあるんだなぁと思ってください。
ちょっとした豆知識でした。
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