突然の呼び出し

おはようございます。

いつもありがとうございます。

突然の呼び出しという、私の経験談をお話したいと思います。

航空会社には、スタンバイ勤務というものがあります。

出勤して空港オフィスにいることもあれば、自宅でのこともあります。

その目的は、「突然体調不良などで運航便のCREWに欠員が生じた場合、代わりにフライトをする人員を予め確保しておく」ことです。

特に朝一の便は、突然の欠員が発生しても呼び出している時間もないために空港スタンバイとすることがあります。

しかし、航空会社もマンパワー不足によって常にスタンバイCREWを配置できるわけではありません

機材故障や天候などで既に当日のスタンバイCREWを使ってしまっていた場合などもありますが、極稀に「休日出勤」をお願いされることもあります。

私の経験もそれにあたります。

前日夕方に仕事が終わり、当日は休暇で寝ていた朝5:30、会社から電話がありました。

これから会社来れませんか?機長がどうしても1人必要なんです

当時私は空港から20分の場所に住んでいたので、急いで準備して電話から50分で会社に到着しました。

事情を聞くと、当日突然欠員が発生してどうしても朝一の鹿児島便のキャプテンがいなかったとのこと。会社も藁にも縋る思いで機長を探し、結果空港付近に住んでいて勤務時間もギリギリ問題ない私に白羽の矢が立ったようでした。

出勤した時点で当該便が遅延していたため、急いでフライトプランを承認して飛行機に向かいました。

ゲートではたくさんのお客様がお待ちになっていたので、直接私がゲート係員にお願いして遅延のお詫びの気持ちを込めてゲートアナウンスをさせていただきました。

Photo by Darcy Lawrey on Pexels.com

当該便は結局、1時間半ほど遅延しましたが無事鹿児島まで運航することができました。お客様には大変ご迷惑をおかけしたのですが、皆さん本当にお優しい方々で事情を理解して下さり、大きなトラブルもないフライトでした。

こういった人員不足の場合に「お願いします」と呼んでもらえる、というのは本当に有り難いことです。

私は幸いにしてお酒も飲まないですし、従来から「ベース空港付近に住む」ことにしているので会社としても好都合の面はあると思いますが、「この人なら何とかお願いできる」と思ってもらえるようなパイロットでありたいと思っています。

ということで、今日は「スタンバイでなくても突然呼び出されて運航することも極稀にある」というお話でした。

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