翼端から捨てます

おはようございます。

いつもありがとうございます。

昨日は「燃料を捨てる場合とはどんな時か?」という質問をしました。

たくさんのお答え、ありがとうございました。

そして、さすがお詳しい皆さん正解でした!ちょっと簡単すぎたかな?と思っています💦

ちょっと解説すると・・・

皆さんが解答して下さったように、旅客機には「最大離陸重量」と「最大着陸重量」があります。

例えばA330を例に上げると・・

最大離陸重量:242トン

最大着陸重量:187トン

つまり、この飛行機は総重量272トンで離陸できますが、着陸までには242-187=55トンの燃料を消費しないといけないことになります。

A330は1時間に5.7トンの燃料消費をするので、単純計算約10時間弱フライトしないと減らない量です。

例えばA330が最大離陸重量242トンで離陸し、例えば何らかの不具合で緊急着陸が必要になったとします。

その場合、「水上で5000feet以上の空域」という国際的な基準があるのですが指定された場所で旋回しながら燃料投棄をすることになります。

(ちなみに、放出された燃料は気化するため地上への影響はないということです。)

Fuel dumpまたはFuel Jettisonと言いますが、翼端のこんな突起から燃料を放出します。

(赤丸の部分です)

中〜大型機には必ずといっていいほど搭載されています。

なかなか良い動画がありましたので転載します。B787 fuel dump testThis is a system test of the fuel dump system on a B787.Fuel dump is performed to loose weight in case of emergency landing, otherwise the aircraft is to hea…www.youtube.com

このように基本的には「最大着陸重量を満たさない場合」に燃料投棄をするのですが、みなさんがおっしゃる通り「ギアトラブル」のような場合についても燃料投棄をすることがあるかもしれませんね。

ところが、旅客機では737やA320などにはこのような装備がありません。

では、もし離陸後に緊急着陸しなくてはならない場合、どうするんでしょうか??

737-800の一例では

最大離陸重量:70トン

最大着陸重量:65トン

とあります。

約5トンの燃料を消費する時間は約2時間弱です・・・

皆さんがパイロットならどうしますか?

ちょっと考えてみて下さい。

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