機種移行の話

おはようございます。

いつもありがとうございます。

航空関係の私も毎週楽しみに「ナイスフライト」を拝見しているんですが・・・

前回はBoeing767から787への移行訓練の話題でしたね。

パイロットにとって「移行訓練」とはどんなものなのか、をちょっとお話します。

まず、旅客機のパイロットは乗務する機種が「限定」されています。

ライセンスに「乗務機種」が書かれていて、同じ時期には一つの機種しか乗務できないことになっています。

理由はシステムや操縦環境の違いからミスを誘発しないように、ということになっています。

今回の場合はBoeing767に乗務していたパイロットが787の資格を新たに取得するお話ですが、これはなかなか大変だろうなぁ・・・と自分のことのように考えてしまいました。

なぜかというと・・

767はとってもシステムが古いんです。ハイテク機の元祖的なところがあるBoeing767は、操縦系統含め様々なところがクラッシックです。日本で飛んでいる旅客機の中でも最古の部類かもしれません。

それが最新鋭のBoeing787になるわけですから、隔世の感があります。

唯一良いのは、同じ航空機製造メーカーで更に同じ航空会社内(JAL)だということでしょうか。

(私も経験したことがありますが、これが航空機製造メーカーが変わって航空会社が変わるとかなり大変です💦)

移行訓練では、航空機システムがガラッと変わるのでそれを理解して覚え、パフォーマンスや制限事項を覚え、シミュレーターで通常状態、異常状態の操縦を演練します。最後には国家試験があります。

今回のケースでは約半年間の訓練ですが、なかなかストレスフルだと思います。

みなさんが想像しやすいように言うと、毎日乗っている車を買い替える時(例えば10年前の車から現在の最新の車)、説明書を隅々まで読まされてしかも最後には試験まである、という感じでしょうか?

自動車も衝突安全技術が進歩していますが、それはどんなシステムで作動条件は??なんてことをもし国の試験官に口述審査で聞かれると思うと本当に乗り変えたくなくなりませんか?

自動車なんかよりもっと複雑でユーザーアンフレンドリー(笑)な旅客機ですから、覚えることも不具合時の対処も複雑で大変です・・・

ということで、「機種移行訓練」について少しイメージして頂けたでしょうか??

ドラマなので実際と異なることはあるものの、なかなか応援したくなる面白いドラマですね!

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