おはようございます。
いつもありがとうございます。
昨日は燃料の搭載基準について説明しました。
最低でも多少の余裕を持って出発していることが分かってもらったかと思います。
日本における航空機の給油作業
「給油作業」なんですが、日本の航空会社では基本的に「お客様が乗っていないときに搭載を完了する」ことになっています。
つまり、飛行機が到着してお客様全員が降機完了してから初めて給油作業を開始します。
そして、燃料搭載完了を待ってから搭乗を開始します。
たくさん燃料を積まなければいけない場合はかなり時間がかかるので、遅延している場合は若干もどかしく思う時もあります。
特にLCCは便間を短く取って、航空機の回転率を上げる取り組みをしているためこの「給油時間」がネックとなる場合があります。
在機中の燃料補給
たまにやむを得ない理由で、お客様が航空機内にいる状態で給油することがあります。
しかしなかなか煩雑な手順を踏まなければならないため、基本は便間で搭載を完了させています。
外国の会社は
ちなみに外国の会社では、搭乗中だろうが降機中だろうがお構いなしに燃料を給油している会社を見かけます。私が日本からエアアジアXに乗ってバンコクに行った際には、搭乗中なのに絶賛給油中で驚いた記憶があります。

給油はレースと同じ?
私は車のレースも好きなので、よくレースを見ます。
ピットストップをするレーシングカーがタイヤ交換や給油するシーンを見ると、給油中は作業ができないレギュレーションのレースもあって「給油時間ってもどかしいよなぁ」と同じ気持ちで見ています笑
まあ、時間の急ぎ方が全然違いますけど笑
まとめ
ということで、「給油作業」に時間を要して搭乗開始が遅れる理由、わかっていただけたでしょうか。
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