おはようございます。
いつもありがとうございます!
さて「無線」の話題をお届けしていますが、fox_samさんよりコメントで「東京コントロールで機内アナウンス」の話題がありましたのでそのお話を。
「ハッピーフライト」でも田辺誠一さんが大々的に行っていたアレです笑
毎日ではありませんが、たまに聞きますね。
やはりパイロットにはありがちなミスなんです💦
そもそもなぜそんなことが起こるのか?
パイロットは、常時4〜5チャンネルの音声をモニターしています。
一番多い時は。。
1:管制
2:緊急周波数
3:会社無線
4:グランドインターホン
5:客室インターホン
6:機内アナウンス
音声が重なる時は音量をそれぞれ調整します。
聖徳太子ではないので一度に複数人の話は聞き分けられないのが残念です💦
管制官と交信するときも、客室乗務員と話すときも、アナウンスをするときも出力先のスイッチを切り替えるだけです。全て同じパネルなので、間違いが起こりやすいのです。

例えば。。
*CAさんと話したまま切り替え忘れて管制と交信→「あれ、応答ないなぁ」
*アナウンスをしようとして出力先を切り替え忘れ→管制で「ご搭乗の皆さま、、、」
*アナウンスをした後に出力先を完成に戻すことを忘れて、管制官と交信→アナウンスで「コンタクト札幌コントロール、、」
いずれもよく起こるミスです💦
大体は出力先を確かめながらするのですが、タスクが重なったり操縦交代している時などは比較的起こりがちです。
お互いモニターしながらで、またすぐに気づいて切り替えるので大事にはなりませんがこのシステム、もっと上手く作れないものかと思ってしまいます💦
Hide
コメントを残す