何と自重は半分!

Morgenrot – 現役パイロットによる航空のお話 – DMM オンラインサロン現役の国内航空会社旅客機で機長を務める代表と、副操縦士によるオンラインサロンです。 飛行機の不思議や豆知識、パイロットのマネージメント、危機管理、運航の現場の裏側など航空ファンにはたまらない内容をお届けします。lounge.dmm.com

おはようございます。

いつもありがとうございます!

さて、昨日の問題ですが皆さん答えは分かりましたでしょうか?

では正解をお示ししましょう。

以下はA380のデータです。

  • Empty weight: 285,000 kg (628,317 lb)
  • Max takeoff weight: 575,000 kg (1,267,658 lb)

Empty weightが何を示すのか詳細に書かれていないので分かりませんが、

これはつまり次のことを表しています。

離陸できる最大重量:57.5トン

何も積んでいない重量:28.5トン

つまり、57.5-28.5=29トンの中で、お客さん、貨物、燃料を配分して良いですよということです。

まさに最大積載量の半分が飛行機の自重、ということです!

現在の旅客機ではほとんどこの比率と思っていただいて良いです。

これをみて皆さんはどう思われるでしょうか??

製造メーカーとしては自重を1キロでも軽く作ることが、航空会社の利益へとつながるわけですからライバルメーカーは切磋琢磨して頑張っているんですね。

複合素材を多く使うとか、フライ・バイ・ワイヤにする、客席を薄く軽く作る、カトラリーをプラスチックにする、なんてこともしながら製造メーカーも運航会社も「自重」の削減に必死です。

まさに「ダイエット」にがんばっているんですね。

今後、もっと「自重比率」の低い航空機(つまり2割とか3割とか)が誕生すると、先最可能量が増えることで航空会社の収益はもっと改善するかもしれませんね。でも見るからに「ペラペラ」の飛行機になってしまうと、ちょっと不安になりますよね笑

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