おはようございます。
いつもありがとうございます。
皆さんの車は1リッターあたり何キロ走りますか?
最近だとガソリン車で20KM/L以上も、ハイブリッドだと30KM/L以上も珍しくないですね。
さて、飛行機はどうなんでしょうか?
ご存知の方も多いかと思いますが、そういう意味では飛行機はとても「燃費が悪い」んです。
あれだけ大きなものを空中に浮かべて800km/h以上の速度で推進させるのですから、そりゃ大飯食らいだろうと想像はつきますね。
皆さん大好きなB747-400だと、何と1リッターで70Mしか進むことができません。
キロではなくメートルです!
(まあ地上を走る車と上空を飛ぶ飛行機で比べるのも土俵の違う話ですが・・・)

ちなみに飛行機は上空で時速900km/Hだとすると、「1秒で3〜4リッター」を消費している計算です。
なかなかの消費具合ですね!
無意味な計算ですが、皆さんの車の燃料タンクが60リッターとすると、15〜20秒で空になってしまいます💦針の動きを想像してください。
もちろん、燃料タンクもとても大きいものが装備されているのですがそれにしてもすごい数字ですね。
では最新の機種はどうか?
B787は「従来から燃費が向上した飛行機」とされています。

さて燃費はどんなもんでしょうか?
計算上、1リッターあたり約130~140M進むということになっています。
何とB747-400と比べると半分の燃料消費となりました。つまり「1秒に2リッターほど」の消費です。
これでも充分驚くべき数字ですが、よく書かれているのは「人間一人あたり」の燃費とすれば飛行機は車よりエコだということです。
とはいえ、飛行機の運航費用の3分の1は燃料費といいます。
燃油が高騰するとそのまま航空運賃に跳ね返る(燃油サーチャージといいますね)のはこんな理由なんです。
今日は「飛行機の燃費」についてお話しました。
現在の中型機ジェットエンジンは「やっとリッター100mを超えた」と雑学を誰かに披露する時があればいいですね!
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