おはようございます。
いつもありがとうございます。
こんな記事が出ました。
A321XLR、2024年就航へ ハンブルクでロールアウトwww.aviationwire.jp
A321は日本国内でもANAやPEACHが導入しているのでおなじみの機種ですね。
これが8000kmを超える長距離国際線に進出可能な後続距離を得たのですね。
記事では羽田〜シドニーは余裕で就航可能だそうです。

(QANTASのA321XLR、エアバスHPより)
ジャンボが登場する1970年代までは、いわゆるナローボディー(客室の通路が1本)の旅客機が国際線を飛行していました。
しかし1970年代以降ジャンボジェット(ボーイング747)が登場してから現在まで、長距離国際線=ワイドボディー(通路が2本)が常識となっています。
そこに登場するこのA321XLR、機内環境的には1960年代に遡るような印象ですね。
「ナローボディーで10時間は厳しいよ・・・」という声が聞かれますが、キャビンの開発はどうなっているのでしょうか?
私の経験ではボーイング737で関西からグアム経由でケアンズに行ったことがあります。まだコンチネンタル・ミクロネシア航空があった時代です。
もちろんエコノミーでしたが、以下の点がワイドボディー機と比べると少々困った点です。
・サービスカートが出ている時のトイレ(むしろCAさんが大変)
・立ち上がってストレッチ出来る空間が少ない
・3−3配列なので、窓側からトイレに行くには2名に立ってもらわないといけない
3つ目は最近のワイドボディー機でも3−3−3や3−4−3が標準なので同じですね。
しかしながら、座席自体の大きさや幅はワイドボディー機と同じだし(むしろ最近のB787やB777の詰め込み仕様よりは広い)、会社によっては個人モニターも装備されているし、総じて大きく変わらない印象です。
最近導入されたSQ(シンガポール航空)の737はもはやワイドボディーと同等以上の装備ですね!

Singapore Airlines’ New 737 Flat Bed Business Classwww.nanyangweekly.com
快適装備も標準となり、1960年代とは大きく違ったナローボディーの長距離国際線、一度体験してみたいものですね。
明日はこのナローボディー機のビジネスクラスについて見ていきたいと思います。
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