太平洋路線と揺れのアナウンス

おはようございます。

いつもありがとうございます!

昨日に引き続き、「揺れ」に対する皆さんのコメントを元に色々と解説したいと思います。

まずは

simpilotさん、いつもありがとうございます!コメントはこちらです。

はじめての飛行機は確かエアカナダの成田-バンクーバーでしたがよく揺れていたような記憶があります。ウインドシアでしょうか突然床が抜けたような感じがありざわついていました。そのままバンクーバーへ到着。はじめて乗った飛行機に感動した記憶があります

ということで、初めての飛行機が国際線とは!素晴らしいですね!

太平洋路線は、ジェット気流に沿って飛行するため揺れが多いルートとして知られています。ハワイにいく飛行機がよく揺れた、なんて言う方が多いのもそういった理由です。

国際線となると、揺れの回避のため容易に高度を上げ下げすることができません。

高度を上げるには重すぎる、高度を下げると燃料が厳しくなる、そんな状況です。

特に国際線は揺れても「我慢」な場合が多いのですが、揺れが少ない飛行が一番ですよね!

続いてトリプルセブンさんから。いつもありがとうございます!

基本的に揺れるのは怖いので静かなフライトがいいです。ただ、台風が来てるとか、発達した低気圧があるとかで揺れがあることが自分なりに想像がつく場合や、アナウンスで事前に揺れますよと言われているとそれほど怖くはありません。突然、なんの前触れもなくくる揺れは怖いです。さらに、着陸直前の揺れだけは本当に勘弁してほしいです。(むしろゴーアラウンドしてくださいって思います。)

私も乗客として乗っているときは、「なぜ揺れているのか」を知りたくなります。

「そりゃ揺れるよ」と思えるからというのもありますし、「揺れの程度」も予想できるからです。

私が操縦するときは、必ず「揺れの原因と継続時間、その程度」についてアナウンスするようにしています。トリプルセブンさんがおっしゃるように、事前情報は特に揺れが苦手な方には有効だと思っているからです。また、アナウンスする余裕がない場合も「先程の揺れですが・・・が原因で、今後あれ程の揺れはありませんのでご安心ください」とアナウンスするようにしています。

しかし、私達も予想できないいわゆる「晴天乱気流」もあります。とはいえできるだけ避けられるように、気温や風の変化、外部の状況に気を配っています。

「常時シートベルト着用」をお願いする最も大きな理由です。

そして、着陸直前の揺れは・・・私も嫌です笑

できたらスムーズな気流で着陸したいのですが、特に強風で気流特性の悪い空港だと信じられないぐらいのラフエアとなります。

もちろん一定の基準を超えたらゴーアラウンドすることになっています。

着陸を強行して事故に至ったケースがたくさんありますので、安全基準を満たした状態で、更にパイロットも充分なスキルをもって着陸しているので安心(できないかもしれませんが)していただければ、と思います。

とはいえ、私も揺れが嫌いなパイロットですので、できれば揺れのないフライトを目指しています。

長くなりましたので今日はこのぐらいで、明日もまだ「揺れ」の話題をお話します。

改めまして、コメントありがとうございます!

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Morgenrot – 現役パイロットによる航空のお話 – DMM オンラインサロン現役の国内航空会社旅客機で機長を務める代表と、副操縦士によるオンラインサロンです。 飛行機の不思議や豆知識、パイロットのマネージメント、危機管理、運航の現場の裏側など航空ファンにはたまらない内容をお届けします。lounge.dmm.com

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