客室乗務員と飛行時間手当

おはようございます。

いつもありがとうございます。

さて、今日はこんなニュースから。

デルタ航空、客室乗務員の待遇改善、旅客の搭乗時間も支給対象に(トラベルボイス) – Yahoo!ニュースデルタ航空は2022年6月2日から、航空機が離陸する前の旅客の搭乗時間についても客室乗務員への給与の支払いを始める。単通路機の搭乗時間をこれまでの35分から40分に延長することに伴って、今回の措置をnews.yahoo.co.jp

少なくとも日本の航空会社では、「勤務時間」とは出社〜退社(飛行機のブロックインから何分プラスというもの)です。

それとは別に、フライトタイムによって給与が変わる「フライトタイムペイ」というものがあります。「飛行時間手当」という方が分かりやすいでしょうか。

「飛行時間」なので、「飛行機が動き出してから(プッシュバックが始まってから=ブロックアウトから)時間が動き始め、飛行機が駐機場に停止したとき(ブロックイン)に算出終了」という時間です。

つまり、飛行機が動き出す前の例えばお客様の搭乗中や、飛行機がブロックインしてからのドアオープンまでの間などは「飛行時間手当」の対象外ということになっています。

僅かな時間じゃないか、と思われるかもしれませんが例えば・・・

・出発前の機材故障や天候事由による遅延

・旅客トラブルによる出発遅延

・着陸してブロックインしたあと降機に要する時間

など、積み重ねればかなりの時間となります。

この時間はまさにただの「勤務時間」であり、明らかに「フライトに関する仕事をしているにも関わらず手当にカウントされない」という現状があります。

もちろん、勤務時間ではありますので給与は支給されています。

(勤務時間の考え方も少し?な部分が多いのですが)

しかし、客室乗務員にとってはこの「飛行時間手当」が給与のかなりの部分を占めています。

飛行時間が少なければ給与も相当額減ってしまうので、月間のフライトタイムは非常に重要なのです。コロナ禍で「フライトが少ないとやっていけない」とアルバイトをする客室乗務員が多いのもこれが理由です。

そういった意味では、このニュースでは全く詳細はわからないものの、デルタ航空では「飛行時間手当に搭乗、降機中の時間を含む」ことになったのではないか?と思われます。これは大きな進歩です。

航空業界は新型コロナウィルスの影響を大きく受けましたが、公共交通機関としては必ず残すべきものであると思っています。

今後需要が回復し、利益を出せる状況が戻ってきた際にはデルタに習って日本の客室乗務員の待遇改善につながれば嬉しいと思っています。

更に言うと、飛行時間手当もなく常に厳しい待遇に悩まされているグランドスタッフをはじめとする地上支援者にはもっと抜本的な改善をお願いしたいと思っています。

Hide

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。