こんにちは、ちょっと仕事で遅くなりました(^_^;)
いつも読んで頂きありがとうございます!
さて、こんな記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f82e490ce3e5c4c97ccd6137d073538fd128bfb6
気づけばもう16機も導入されたんですね!

この導入の仕方、パイロット的に見たらとても上手な導入方法であると見ています。
もちろんコロナ禍やその他事情も重なったのでしょうが・・
というのも、A350のような大型で燃料効率の良い大型機はいち早く国際線に投入したいはずです。
しかし、JALはこの16号機までは徹底して国内線に導入してきました。
JALにとっては初めて(JAS時代を除く)のAIRBUS機ですので、一定期間の検証や”慣らし”のようなものが必要であったことでしょう。
そういった意味で国内線はとても良い投入先です。
更に、国際線に比べて離着陸頻度の多い国内線で訓練を行ったほうがより多くの経験を積めますし、路線訓練の数も増やせる=より多くのA350パイロットを養成できる、ということになります。
初号機がライン投入されたのが2019年9月ですので、約2年半が経過しました。
充分な実績と運航乗務員の数を養成できたと思います。
これから国際線に導入されるA350-1000については、国内線で蓄積したノウハウを元に本来エアバスA350が持つ優れた性能を存分に発揮できる路線に投入されることでしょう。
(ちなみにパイロット的に言うと、ボーイングからエアバスへの機種移行は比較的スムーズ(といっても難しいですが)なんですが、逆にエアバスからボーイングへの機種移行訓練はとても苦労する人が多いです。)
新機種導入に際してとてもスマートな方法を取ったJAL、今後のA350の活躍が楽しみです。
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