コックピットからの景色②霧の離陸

おはようございます。

いつも読んで下さってありがとうございます。

昨日は我がMorgenrotの頭脳、Moriによるフライトシミュレーターでの着陸動画を御覧いただきました。見てくださった方々、本当にありがとうございました。

動画の機種はボーイング747−8,着陸滑走路は成田の16Rでしたが見事正解されたコタちゃんさん、おめでとうございます!さすがでした。私でもこれを見て成田空港とは分かりませんでした💦

気象条件ギリギリである視程550Mでの着陸はなかなか難しいことが分かっていただけたと思います。

さて、一昨日お話したもう一つの話題:「低視程での離陸:400M」の見え方についてお話したいと思います。

昨日お話したように、着陸は地上60Mの時点で滑走路の一部が見えるギリギリの視程ということで設定されている550Mが下限値でした。

今日の「離陸」においての下限値、400Mはまさに「滑走路をまっすぐ走れる最低値」だと思っていただいて結構です。

早速その画像を見てみましょう。

いかがでしょうか?

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、これが視程400Mの離陸です。

離陸直前の速度で、双発機のエンジンが片方停止したとします。

その時は「離陸中止」を判断し、滑走路上で停止しないといけません。

この視程で離陸中止操作をしながら滑走路の中心線に留まる、というのはなかなか容易ではありません。

しかし、私達パイロットはそのような訓練を積んでいます。

離陸直前の速度で異常が起こった際にも、この気象条件ならば外を確認しながら真っすぐ走って、尚且離陸中止操作を行うために必要な視程が400Mということでしょうか。

ちなみに、離陸も着陸ももう少し悪い条件でも行うことができます。

それについては明日以降簡単にご説明します。

Morgenrot – 現役パイロットによる航空のお話 – DMM オンラインサロン現役の国内航空会社旅客機で機長を務める代表と、副操縦士によるオンラインサロンです。 飛行機の不思議や豆知識、パイロットのマネージメント、危機管理、運航の現場の裏側など航空ファンにはたまらない内容をお届けします。lounge.dmm.com

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