滑走路に溝が彫られている理由

おはようございます。

いつも読んでいただきありがとうございます。

土日はお休みすることもあるとお伝えしていましたが、今回は非常に立て込んでおりまして・・・すみませんでした。

さて、先日はNOTAMについてお話しました。

概要はわかっていただけたでしょうか?

今日からは、そのNOTAMに記載されている事項をピックアップしながら、航空知識を深めていけたらと思います。

さて、羽田空港のNOTAMには次のようなものがありました。

GROOVING FOR RWY 04/22 PARTLY,GRADUALLY ERASED OR INSTALLED

GROOVING FOR RWY 05/23 PARTLY,GRADUALLY ERASED OR INSTALLED

この「GROOVING」とはどういうことでしょうか?

GROOVEとは、「」のことです。

直訳すると、滑走路04-22と05-23の溝が部分的に、徐々に消されたり設置されたりしている、ということです。

滑走路に溝があるの?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、日本の空港にある滑走路には殆どと言っていいほど、溝がつけられているんです。

Airfield Grooving – Runway Grooving Contractors | Jointline LtdAirfield grooving is used to increase the friction of a wet surface by removing surface water. Jointline have many years experience at the installation of an …jointline.co.uk

これ、何のためなんでしょうか?

正解は、「水はけを良くするため」なんです。

この溝が滑走路の横方向に切ってあることで、激しい雨でも滑走路に「水膜」ができにくいので「ハイドロプレーニング現象」も起きにくいし、滑りにくくなります。

飛行機には横風制限があることをお話しました。

雨の日、このGROOVINGがある滑走路とない滑走路では横風制限値が変わってきます。

もちろん、このGROOVINGがある方が滑りにくいので最大横風値は大きくなります。

また、GROOVINGがなくなると離陸重量に関しても制限を受けることになってきます。

このように大変重要な役割を持っているGROOVINGなんですが、ご想像の通りあの重い飛行機が何回も離着陸をする度に削れていきます

そこで、GROOVINGの切り直しを定期的に行っているのです。

現在羽田空港の04-22,05-23(いわゆる横風滑走路)はその作業中のため、特に雨の日の離着陸は留意せよ、というNOTAMでした。

皆さんが普段走る自動車用の道路でもたまにこの「GROOVING」がある場所がありますね。

海外の滑走路ではこのGROOVINGがない場所も多いんです。

維持管理が(費用面でも労力としても)大変な設備ですが、こういうところはさすが日本ですね!

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https://lounge.dmm.com/detail/4255/index/

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