オートパイロットとは?

おはようございます。

いつもご覧いただきありがとうございます。。

さて、よく質問されることの一つで、「上空はオートパイロットが入ってるから何もしなくて良いんでしょ?二人で何してるの?」という話題があります。

ここで一つ、知識の訂正をさせてください。

「オートパイロット」は「放置しておけば何もかも自動でやってくれる」わけではありません。

言うなれば、本来パイロットがする「操縦」を代わりに機械がやっているだけ、というところです。

元々飛ぶ予定のフライトプランは機内のコンピューター(FMCとかFMGCとかいいます)に入れていますが、管制官からの指示がきてルートが変わることがほとんどです。

そんな時、オートパイロットは何もしてくれません。

パイロットがオートパイロットに「曲がってね」と指示しないと曲がりません。

その他も、高度変更や気流変化に対する速度調整、上昇率、降下率の調整も全てパイロットが「指示」します。

そうです。先程言ったとおり、「パイロットが本来行う、操縦桿を動かして機体を所望の状態にする=操縦操作」のみをオートパイロットは受け持っているのです。

巡航中もあらゆる管制指示がきますし、気流の変化もみていなければなりません。オートパイロットが適切に操縦しているか監視もしないといけませんし、燃料計算も必要です。

「オートパイロット」はあくまで「補助」であって、「全自動ではない」のです。パイロットが二人いる理由も、片方は操縦関係の指示やモニターをし、もう片方は管制との交信やその他の機器、状態のモニターをする役割があるからです。パイロットが一時的に一人となると、これらすべてを一人で受け持つことになります。とてもワークロードの高い状態です。

先日コントロールレストのお話をしましたが、こんなリスクも考えられるために二の足を踏んでいるのかもしれませんね。

「パイロットも一人乗務で良いではないか」といわれたりしますが、しばらくは難しいでしょう。

パイロットが「二人でも足りない」場合もあることも事実です。オートパイロットを適切に使用し、状況をマネージメントすることが現在の機長の仕事となっています。

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