
みなさんおはようございます。
昨日からこんなニュースが流れていますね。
日本ではどうなのか、気になる方もいらっしゃると思いますが、今のところ日本では問題ないようです。
私も情報を探しましたが、日本の5G局はもともと滑走路から1000m〜2000m以上離れて設置されていて、そもそも米国のそれとは周波数帯が違うので問題にはならない、ということでした。
なぜ777だけなのかよくわかりませんが、今問題となっているのは「電波高度計」ですよね。
なぜ「電波高度計」が必要なのか、ご存知でしょうか?
よく知られているのは、着陸の時の「100,50,40,30,20,10」とかいう人工音声ですね、。あれは電波高度計を使用しています。
でも、これだけではないのです。もっと重要な役割を担っています。
電波高度計が不具合を起こすと、特に着陸の際にオートパイロットやオートスラストなどに影響があります。私も一度不具合を経験しています。
低視程下の着陸では電波高度計が必須で、オートランドも必須な場合があります。
電波高度計は、様々な機器と繋がっているので不作動だったり不具合があると大変なのです。
しかしボーイング777はここへ来て受難の時代ですね・・・・
度重なるエンジントラブル、需要激減による淘汰、そして5G・・・
とても優秀な旅客機であることは間違いないだけに、末永く活躍してほしいものです。後継機の777−Xも延期が続いていますが・・・
ということで少し話がそれましたが、日本では5Gと航空機の電波高度計にはいまのところ干渉報告がないこと、アメリカにおいては安全のためにFAA(アメリカ連邦航空局)が特定の空港、航空機に事前措置としてフライトしないように命令していることをお伝えしました。
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