Q400の緊急事態宣言についての考察とクイズ

全日空機、大分上空で一時緊急事態宣言…機内気圧低下の表示(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース 14日午後3時55分頃、福岡発大阪(伊丹)行き全日空426便(ボンバルディアDHC―8―402型、乗客乗員78人)が大分県の上空を飛行中、機内の気圧が低下したことを示す表示が出たとして、緊急事態をnews.yahoo.co.jp

おはようございます、こんな記事が出ましたので考察とこれに伴うお話を。

私達モルゲンロートの仲間にはこのQ400の資格を持っていて、実際にフライトしていたパイロットがいます。

彼が言うには、高度25000feetまで上昇していることから、パイロットのミスとは考えにくくシステムトラブルが原因ではないか、と分析しています。

パイロットミスとはどういうことか?と言いますと、以前に悲惨な事故がありました。ヘリオス航空522便墜落事故 – Wikipediaja.wikipedia.org

様々な要因が重なった事故ですが、与圧システム自体を作動させていなかった(手順が抜けていた)ことが全ての原因です。

スイッチは違いますが同じように与圧/エアコンシステムを正常作動させないまま飛行をした結果、減圧状態となってしまった事例があります。

もちろん、こんな悲惨な事故の後にシステム改修が行われ、また世界的にパイロットの手順やチェックリストも見直されましたので、ご安心ください。

しかし上記の事故全てに共通するのは、元々与圧システムが故障している、あるいはパイロットがスイッチを通常位置にしない故に与圧システムが正常作動しない状態ならば、10000フィートを少し超えた時点で必ずWarningが発生する、ということです。

(そもそも過去事例から学び、訓練をしっかり行っているのでそもそもパイロットミスの確率は低いのですが・・・)

今回は通常通り25000feetまで上昇しているわけですから、これらの可能性は低い、ということです。

今回はしっかりと緊急事態宣言をし、速やかに安全高度まで降下されているのでパイロットはとても安全で確実な判断をされていると考えます。

お客様は不安だったと思いますが、突然のトラブルにも冷静に対処するパイロットや客室乗務員を見て安心されたと思います。

上空での減圧はどんなシステムトラブルなのか?原因究明が待たれます。

情報が少なくこの程度しか現在は分析はできないのですが、減圧というのは人間を大変厳しい状態に陥れます。

低酸素症についてはまた後日書きたいと思います。

減圧による低酸素症を防ぐために酸素マスクが装備されているのですが、このQ400にはある理由から酸素マスクが装備されていません。なぜでしょうか?

私もこの機種は乗務してなかったので知らなかったのですが、理由とともに説明できる方はいらっしゃるでしょうか?コメントお待ちしています。

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