「あの機長、ほんとにやりにくいんですけど・・・」
「あのコーパイ、なんか調子に乗ってますよね・・」
CAさんと話すと、こんな愚痴を聞いたりします。
もちろん、自分もそう言われないような機長を目指しているところではありますが。
私が今まで何十人ものCAさんから話を聞いてきた上で判明した、業務をやりにくい機長の特徴は
・コミュニケーションを取りづらい機長
・ベルトサインの運用に柔軟性がなくオンオフを繰り返す人
・キャビンのことを考えない機長
・せっかちな機長(おじいちゃんに多い)
です。
まだまだCAさん的にはあるかもしれませんが。。。
機長は安全を第一に、様々な要素をバランスさせながらフライトをマネージメントしています。決して飛行機を飛ばしているだけではないということはご理解いただきたいポイントです。
当日の天候によってはシートベルト着用のサインを消すことが出来ない場合もあります。そんな場合も、CAさんも機内サービスの方針があるので色々と一緒に打ち合わせ
をする必要があります。お手洗いに行きたいお客様がいらっしゃた場合は、このフェーズなら比較的マシなので案内してください、などと事前に情報提供したりします。
このブログを読んで下さる方の中には元CAさんの方もいてくださると思います。
ご同意いただけるところがあるのではないでしょうか??
私は上記のような「仕事のやりづらい機長」にならないようにコミュニケーションを大事に運航しているつもりですが、逆にパイロットからみた「仕事のやりづらいCAさん」もいるわけで、お互い様かもしれませんね。。
理想は、お互いの業務を深く知り、配慮し合いながら運航できることだと思います。
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