こちらのコックピット計器を御覧ください。

これは本当に昔からある訓練機の画像ですが、ここに緑で「T」の文字を書いています。
大気速度計 人工の水平儀 高度計
方向指示計器
こんな配置になっています。
手動で操縦する時は特に、どの計器も高速でスキャンしなければなりません。大変な視線移動です。「Basic T」では、常に真ん中の「人工の水平儀」、つまり「姿勢」を最も多くスキャンするように考えられています。
フライトする上で、最も大切なのは「姿勢」なのです。
この表示は、新しいデジタルコックピットでも同じです。
次の画像を見てください。

これはボーイングのPFD(Primary Flight Displya)です。パイロットの正面に配置されている液晶画面に表示されている計器になります。
真ん中の姿勢を中心に、左に対気速度、右に高度、下に方位を表示しています。
最初の画像と全く同じ配置です。
このように、操縦計器でもっともベーシックかつ大切な計器の配置は、スキャン方法を入門機から変えなくても良いようにどんな大きな飛行機でも基本的にこの配列になっています。
何事も「姿勢」が一番大切ですね!!
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