昨日お見せしたこの写真、お答えいただきありがとうございました!

これはA320CEOてす。
NEOもCEOもエンジンが違うのみでコックピットはほとんど同じです。
ちなみにこの飛行機はCFMエンジン、IAEエンジンはエンジン計器の表示が違いますし、出力をコントロールする主となる計器自体が違います。
A320は昔はCRT(ブラウン管)であったディスプレイも、LCD(液晶)に変わっています。
また真ん中にあるスタンバイ計器もデジタル化され、ISISと呼ばれています。
エアバスで特徴的なのはFCUという中央上部のオートパイロットに指示を出すコントロールユニットです。ボーイングは全部スイッチで変更するのに対し、エアバスはノブを押したり引いたりしてモードを変更します。そのためボーイングよりスッキリしていて誤操作も少なくなり、よく考えられた飛行機であることがわかります。
エアバスは、機種間のコックピット配置を共通化しています。
特に同じ時代のA320、A330、A340はほとんど同じです。
少し不鮮明ですがこれはA330のコックピットです(シミュレーター)

センターペデスタルにMCDU(フライトコンピューター)がある以外はほとんど同じです。
あとはオーバーヘッドのハイドロ系統が違ったりするので、そこで判断するしかないですね。
ちなみに、車と同じで飛行機も色々と装備がオプション化されていて、他社のコックピットを見ると違いが分かって面白いです。
「この会社はこんなところにお金かけるんだー」なんていう方針も見えます。
例えば国内の航空会社が数多く導入しているB737も、航空会社ごとに違いがみられます。
次回はこの会社ごとのオプションの違いをご説明します。
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