リバース(逆噴射)使うも使わないも結局パイロット次第?

おはようございます、昨日の続きで「いつリバースを使うのか」です。

リバースを積極的に使う場合について。

滑走路が通常状態(摩擦係数が相対的に高い場合)は例えば以下のような場合です。

外気温が高かったり着陸重量が大きいTail windの場合(GSが速い)場合、着陸後滑走距離が短いなどブレーキに負担をかける場合

・上記の場合で更に次の便までのインターバルが短い場合

着陸が予定より伸びてしまった時で、早めにオートブレーキを解除して減速したい場合

ちなみにRTO(離陸中止)についてはリバースを引けば引くほど停止距離は短くなりますので、MAXリバースを使います。

雪氷状態など、滑走路が滑りやすい状態の時は、ホイールブレーキだけでは所望の減速率が得られない場合がありますので積極的にリバースを使用するように記載されています。

また逆に、騒音軽減のためアイドルリバースしか使ってはいけない(もちろんパフォーマンスが許せばという前提つき)と定められている空港があります。

例えば伊丹空港の19:00以降はアイドルリバースと定められています。

海外の空港(特に騒音にうるさいヨーロッパなど)では滑走路によって終日アイドルリバースというところもあります。

また、会社によっては燃料節減のためにアイドルリバースを推奨しているところもあります。

じゃあブレーキが減るじゃないか、と思いますが、ブレーキについてはまた明日書きます!

ということで、一昨日出したクイズの皆様の解答で大正解です。

たくさん答えていただきありがとうございました!

リバースの大小は、上記のような理由で決まっていますがあとは総合的な観点でパイロットが決めています。

「同じ機種でもリバースの大きさが違う」理由はわかっていただけたでしょうか?

答えからすると、パイロットの趣味というと語弊がありますが「パイロットの考え方の違い」なんですが、その考え方のベースとなる部分を理解していただけたのではないかと思います

今後は撮影や搭乗の際に予想されると面白いかと思います。

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