コックピットクイズ〜技術進化からわかる役割の変化〜

このコックピット、何の機種かご存知でしょうか?

すごい古いということはわかりますよね、ディスプレイはないし・・・

でもよくよく見ると、最近の飛行機でも変わっていないところがあるので、お分かりの方も多いのではないでしょうか?

これに限らず、昔のコックピットといえばこんな針ばかりのイメージです。

それが最近になると、こんな感じです。

これはお分かりでしょうか↓

全体の造形も新しく、隔世の感がありますね。

最も違いが分かる部分はディスプレイではないでしょうか?

上の飛行機が物理的な針で示していた情報を、下の機種では液晶画面に表示します。

現在、自動車の速度計などもこうやってデジタル表示化されていきていますので、それと同じです。

このメリットは、統合表示ができることです。

一つの場所に色んな情報を表示可能で、更にページの切り替えもできるので、狭いコックピットの中で効率的な空間の使い方ができます。

もう一つすごいところは、EICASというシステムが装備されているところです。

上の機種では、飛行機に何かトラブルが起こった場合は該当する場所の警告灯が点灯して、その不具合をパイロットに伝えます。そしてパイロットは、その不具合を記している紙のチェックリストを参照しながら処置します。

しかし、下の機種では中央のディスプレイに不具合の種類と、その対応策までチェックリストとして表示されます。優先度の異なるトラブルが同時に発生した場合、その対応順位まで考えて表示してくれます。

自動車でも、昔はメーター内の警告灯が光るだけで、ユーザーマニュアルを参照していたものが今はデジタル画面にメッセージが出ますよね?「オイルを交換してくだい」とか、「アイドリングストップできません」とか。

それと全く同じです。

パイロットは、資格を持つ飛行機については熟知しています。トラブルの対処ももちろん慣れています。

しかし、このようにパイロットフレンドリーに進化してきている現在でも、「最後にはパイロットが総合的に判断して対処する」というコンセプトはどの会社も変わっていません。

機械が進化してもまだパイロットが必要な理由は、この高度化されたシステムをモニターし、総合的に判断してオペレーションしていく能力がまだ機械には出来ないことだから、という側面もあります。

昔の「パイロットは腕だ!」という時代から、「パイロットは良い監督者かつオペレーター」へと進化してきています。

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