エンジンファイアー!のときには落ち着いて

おはようございます、いつもありがとうございます!

さて、昨日質問した「Confirmed Actionが必要なスイッチは?」についての答えです。

Triton様がおっしゃった、「消火スイッチ」は大正解です。

(これはエアバスのFireスイッチです)

詳しくは、「Engine Fireスイッチ」とか言いますが、

このレバーを操作すると、様々なことが起こります。

そもそもこのスイッチは、エンジンが停止しただけでは使いません。

エンジンの火災を検知したり、異常振動を感知したりしたときにのみ使用します。

そういった場合、どのような処置が必要か?

例えば、電気系統や油圧系統、燃料、与圧系統まで様々な「発火、着火が予想される」ような系統を遮断する役目があります。

ご存知のように、これらの系統はとても重要な装備です。

昨日言ったように、「間違って操作すると取り返しがつかない」スイッチなのです。

また、消火の役目もあることから、操作すると消火剤をエンジン内部に噴射します。

双発機で、正常側のエンジンが停止され、各重要な系統も遮断され、消火剤を撒かれたら・・・想像するだけで危険ですね。

故に、操作する場合はどれだけ一刻を争う事態であっても相互確認が必要、となっています。納得いただけたでしょうか?

その他には、IRという地蔵航法装置のスイッチなんかも対象です。

重要な装備の故障時には冷静に、しかし素早い判断、操作を」しなければならないパイロットにとって、この「Confirmed Action」は安全の最後の砦です。

二人のパイロットが、お互いの状況認識能力を駆使して、確実なコミュニケーション方法で不具合に対処していく場面です。

以前、私達モルゲンロートではシミュレーター施設を借りてこの手順を実演し、映像化しようという試みがありました。

資料としては残っているので、ご希望が多ければ今後公開できれば嬉しいです。時間はかかりますが・・・

また、航空講座ではPCを使ってパイロットの2MEN CREWコックピットの実演や操縦指導、緊急時の対処なども実演しています。ご希望があれば是非。

ということで、今回はConfirmed Actionを取り上げました。

皆さんの日常生活でも、急いでいるけど重要な場面では一度立ち止まって、改めて確認する一瞬を持つことができればいいですね!

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